フィルダース・チョイス 一回裏
まいどぉっ!(日本ハムファイターズ・岩本ツトム風に、元気よく)
いやいやいや、この文章が皆様の目に晒されておる頃には、ペナント レースがすっかり個人タイトルレースに移行しとるじゃろう。やれパ・ リーグが熱いだの、やれ駒田が二千本安打だの、やれリバーダンス再来日だのとのたもうておる今日この頃は遠い昔のことがらであろうから、余談はこん位にしておきます。
さて、拳プル創刊号で予告させて頂いた通り、今回は一九八九年に公 開された映画『メジャーリーグ』について書かせて頂きます。
まあこのフィルダース・チョイスのページはプロ野球を中心とした堕文でもって構成してゆくつもりなもんで、『メジャーリーグ』について書かれておっても何の不思議もないん。小生は野球が好きだ。陣内貴美子や小平佳子アネットと同じ位に。そこんところを軽く理解して頂いて欲しい。
今まで生き、出会った映画の中で最もおもしろかったものは何か?なかなかに答えの出にくい質問では御座らんか。小生はここで約6秒の大長考の末、『メジャーリーグ』が思い浮かぶ。これを聞いた人々の、大抵のリアクションは『はぁ?メジャーリーグ?』といった感じなもんで、小生は度々肩身の狭い思いをしておる訳さ。
いいじゃない!メジャーリーグ!笑えるじゃない!泣けるじゃない!分かりやすいじゃない!おされ(おしゃれ)じゃない!楽しいじゃない!うれしいじゃない!切ないじゃない!かっちょええじゃない!泣けるじゃない!笑えるじゃない!うううっ。
申し訳御座りませぬ。小生少々取り乱しすぎてロッキー君(『燃える!お兄さん』参照)のようになってしもうたわ。しかし、賢明な読者の方々も御覧になられたことがなければ是非レンタルビデオ店に急いで頂きたい。あっ!これを最後まで読んでからにしちくり。何を隠そう小生も劇場まで足を運んで観た訳では御座らんのだ。
当時中学生だった小生はレンタルビデオ店で『メジャーリーグ』に出合い、その後に、『ぬおおおおおお!何故観に行かなかったんだあああああ!』という人生最大の後悔をぶちかますことになった
のである。そして、現在まで小生が『メジャーリーグ』を借りた回数九回。もう買 うたらええがなという有様である。(近々購入予定)
小生はここで激作『メジャーリーグ』の内容についてつらつらと書く ことは避けた。『メジャーリーグ』の中味なんてものは、ますぞうくんだりが文章に表現しきれるもんではないのね、実際。
ただ、ひとつ言わせて頂けるならば、リッキー・ボーンが最後に投じた一球は、一九七四年にノーラン・ライアンが記録した一〇〇・九マイル(一六二・四キロ)を超えることはなかったし、ウィリー・メリー・ヘイズの打率は僅かに一割九分一厘やった。そしてジェイク・テイラーはいくつになっても高校生の様な恋をしとった。まあこの辺は、観た人じゃ
ないと分からんのだけれども。もうひとつ言わせてくれい。音楽が秀逸や。非の打ちどころが御座らん。ジェイクがブルペンカーでもって昔の恋人の後をつけるシーンで流れてい
る歌(タイトルやその他諸々の情報は未調)などは何度聴いても泣いてしまう。 すんまへん。オープニングの歌も実に情緒が御座ってよろしゅおす。残念ながらサントラは廃盤じゃけ。ちなみに小生も恥ずかしながら不所持で御座る。
誰か持っとらんかなあ。情報お待ちしております。
ああっ!もひとつだけ言わせてね。ヘイズは矢っ張りウェズリー・スナイ
プスでないと。じゃ、皆さん借りに行ってもええで。御静読おおきに。